講師プロフィール

ごあいさつ

たくさんのピアノ教室のHPの中で、末近 ピアノ教室HPを開いて下さってありがとうございます。

末近ゆり子です。

現在、自閉症の息子 功也は社会人になりました。

彼のお陰で本当に様々な舞台・コンサートを体験させてもらいました。

そして技術はもちろん大事なのですが、技術だけではない心に響く音楽を数多く聴くことが出来たことで、音楽の素晴らしさを改めて感じることが出来ました。

そして技術はそれを表すためにも必要なものであるということも再確認致しました。

また、音楽で人と人とが繋がることが出来る・・ということも身をもって体験させて頂きました。

息子が社会人になった今、改めて皆さんと、音楽を一緒に楽しむことが出来たら・・と思います。

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講師プロフィール

【プロフィール概要】

兵庫県神戸市西区在住。5歳よりピアノを始める。

大阪音楽大学短期大学部卒業後、ヤマハ音楽教室のグループ講師を10年し、現在、自宅でピアノ教室を開いている。

大学に行くまで、楽譜ありきでピアノを弾いてきたが、楽譜がなくても弾ける即興やコードに興味を持ち、学び始める。

また息子の功也が2歳の時、自閉症スペクトラムと診断され、それから様々な療育やピアノ習得に関わる。功也の音楽の習得の仕方が定型通りではなかったことから、それぞれの持っている優位感覚(得意な感覚)を使って音楽を習得することを意識して取り組んでいる。(詳しくはHOMEページにて‥)

そして功也の日本各地のみならず、海外(ウィーン、アメリカ、台湾、メキシコ)のコンサートに参加した数々の経験も、指導の大きな財産になっている。

2016年2月、神戸教育委員会主催の特別支援教育、250名が集まった「保護者研修のつどい」で「好きなことの力!」を功也のピアノ演奏を交えながら講演。

好評を得て、倉敷の「風の音コンサート」、尼崎市立武庫東小学校、芦屋での自閉症啓発デーイベント、「障がい児ピアノ指導勉強会in関西」夏のスペシャル企画でも講演。

好きなことで大きく成長した息子 功也のことを伝えてきた。

しかしその功也は、就職をきっかけに不安症からパニック障害、極度の聴覚過敏、歩けなくなり2年間、車椅子生活を余儀なくされるようになる。そんな時間をずっと共に過ごしながら、希望を持つことの大切さを改めて大きく感じる。

そしてそんな二次障害の中、ピアノに支えられて少しずつ回復していったことを伝えていくようになる。

2019年「ピアノがくれた希望」をチャレンジドLIFE主催の京都府宇治で講演。また大坂府東淀川支援学校、倉敷市「風の音コンサート」、明石市「あおぞらセミナー」でも講演。

ずっとやりたかったオカリナを2017年から始め、今、息子功也のピアノとのコラボも楽しんでいる。


【プロフィール詳細】

兵庫県神戸市西区在住。
現在、主人とピアノが大好きな自閉症の息子の3人暮らし。
また結婚し近隣に住んでいる娘がいます。

ピアノは5歳の時に習い始めました。
当時、私の校区は子どもの人数が多く、公立の幼稚園の年中のくじに外れ、近所の同級生達も同じく幼稚園のくじにはずれてしまい時間があったため、「みんなでピアノを始めよう!」とピアノを習い始めました。

2歳上の姉も一緒に習っていたのですが、姉は先にやめてしまい、同級生もやめる子が出てくる中、私は続けることが苦にならなかったようです。

小学校3年生の時にたまたまお隣にピアノの先生が引っ越して来られ、それからはそちらに通うことになりました。

とても優しい先生で、教室ではクリスマス会をしたり、学校のピアノ伴奏をさせてもらったりととても楽しく過ごしました。

それが中学2年生の時、その先生が遠方に引っ越されることになり、

先生が次に紹介してくださったのが、大阪音大の助教授の先生でした。

毎週電車に乗って通うことになりましたが、それまでゆっくり楽しくしかやってこなかった私にとって、ほんとに先生の言われていること、求めてられることが分かりませんでした…
また両親も音楽のことは全くわからなかったため、誰に聞くこともできず、ただただ課題に出される難しい楽譜とにらめっこする数年でした。

高校2年生になると音楽大学への受験の話も出てきて、気がつけば声楽、楽典、聴音など大学受験準備に入っていました。

大学に入るまでは音楽が楽しいと思う暇もなく、ただただ弾く力をつける、理論的なことを勉強する、そんな時間でした。

しかし、大学に入学してから音楽への感じ方・考え方が大きく変わりました。

ただ楽譜通りに弾くしかできなかった私に、音楽は基礎的なことが分かっていれば即興でも弾けること、ピアノ単体だけではなく他の楽器と合わす楽しさ、音楽ってこんな楽しみ方があるんだということを初めて知りました。

音大の短大を卒業する時、父には一般企業の就職を勧められましたが、私はヤマハ出身の人達が即興で楽しそうに弾く様子を見て、もっとヤマハの教育を知りたいと思い、ヤマハのグレードをとり、ヤマハのグループ講師と自宅でのレッスンのかけもちをする道を選びました。

そして大学時代にエレクトーンも始め、エレクトーンのグレードも習得していきました。

ヤマハの講師の様々な研修の中での指導法の学びは本当に新鮮で、色んな発見がありました。
ヤマハの仕事では、2歳児ランド、3歳児ランド、幼児科、ジュニア科、アドバンスコース、児童科、エレクトーン科と様々なコースを担当し、幼稚園会場やセンター会場と色んな会場を経験させていただきました。

発表会もアンサンブルで仕上げるので、またこれも毎回がチャレンジでした。

そんなグループ講師を10年し、娘が生まれたことを機に退職、ヤマハの個人レッスンと家でのレッスンのみにし、子育てしながらも何とか仕事を続けることができました。

そしてそんな中、息子が2歳の時に自閉症であることが判明しました。

日常生活も普通に回らない日々、そこから療育の日々が始まりました。
言葉の意味を理解することが難しい子とコミュニケーションをとるには、先の見通しがたつようになるにはどうすればいいのだろう…そんなことをずっと考える日々でした。

そして息子が、テレビの曲やCDの曲、私の歌う歌などに楽しそうに反応するのを見て、「この子は音楽だとコミュニケーションがとれる」と思い、当時療育施設に一緒に通っていた9名を誘い、私の家でリトミックを始めました。

自閉症、知的障がい、タウン症など様々な障がいを持っている子達とそのお母さん達が一緒に音楽を楽しみ、また音楽を通じてコミュニケーションを図っていくということをしていきました。

手探りの2年間でしたが、息子も私も本当に楽しい時間を過ごすことができました。

そしてピアノ教室には、そんな息子の知り合いの障がいがあるお子さんがレッスンに来られるようになりました。

小さい頃から言葉が上手く話せなかったり、好きなことしか受け入れない息子にとって、音楽はほんとに大きなコミュニケーションツールでした。楽譜も読めないけど音を探してピアノを弾き出した時は、その楽しそうな息子の様子に、「ピアノってこんな楽しみ方があるんだ」と感動したのを今でも覚えています。

そしてそんなピアノが大好きな息子のお陰で、色んな障がいを持っていても音楽が大好きで演奏している仲間達とたくさん出会うことができました。 

彼らは、身体の機能が使えなかったり、楽譜が読めなかったり、様々な理解が難しかったり…etc 
しかし演奏するのに様々な困難を抱えながらも、「音楽が楽しい!音楽が大好き!」という気持ちを持ち、みんな心から音楽を楽しんでいました。

彼らを見ていると、大人になってからも音楽がそばにあることは本当に幸せなことだと感じます。

「大人になっても音楽が一生の友でありますように…」

今こうして出会うことができた生徒さんに一番望むことです。

そのためには、まず音楽が楽しいと思ってもらえること、
そして小さい頃に、音楽の基礎的な知識、コードネーム、音符読み、それぞれの強い感覚(優位感覚)を使っての習得…など個々にあったレッスン方法を探し、生徒さんやご家族の方と相談しながらレッスンを進めていっています。

そしてゆくゆくは自分で音楽をどんどん楽しんでいけるよう、たくさんの経験をつんでいってくれたらと思っています。

「ピアノを始めてみたい」「音楽が好き」など少しでも音楽に興味を持たれている方がいらっしゃいましたら、そんな方のお力になれたら幸いです。

またご不明点やご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。



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